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12 木谷藤右衛門家関係資料 ( きやとうえもんけかんけいしりょう )

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江戸時代に嶋崎家、銭屋家らと共に海運業を営んでいた加賀の豪商木谷家きやけに伝わる文書群。1737(元文2)年頃に起きた火災で焼失したため、現存するほとんどの文書は主に1780年代以降のものである。内容は、調達金関係や商取引関係の文書及び借用証文などが大半を占める。これらは、木谷家が融資した相手(武家大名、家臣、各地の商家など)や木谷家の経営実態、当時の日本海の海運状況、さらには関係各藩の財政状況を知るうえでも重要な歴史資料である。
指定年月日:2004(平成16)年11月30日